里山に咲く花「キンラン」の生態を解説!栽培方法などは?

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キンラン(金蘭)とは?

キンランは、里山や低山の林に生息する多年草で、4月から6月にかけて花が咲くラン科の植物。美しく可憐な金色の花は、見る人たちを魅了します。

珍しい花だと思っている方もいると思いますが、実はかつてとても身近な花でした。また、今もあまり見かけることはないように感じますが、身近な公園などにも群生していることがあります。みつけたらラッキーですね♪

盗掘や環境破壊が原因。キンランは絶滅危惧種

美しい花を咲かせるキンランですが、実は環境省のレッドデータブックで絶滅危惧ll類(VU)に指定されています。特に豊かな里山環境が急激になくなってしまった埼玉、東京、神奈川などの都県では、もっとも危惧度の高いカテゴリーに分類されています。

また、盗掘もキンランの数が減少している原因です。後述しますが、キンランは栽培がとても困難な植物であり、園芸品に向く品種ではありません。絶滅が危惧されているとはいえ、身近な公園や雑木林などにもまだ数多くキンランは残っているので、見つけても決して採らず、位置情報がわかる情報などをSNSやインターネットに投稿しないようにしましょう!

キンランとギンランが咲いていたら「良い里山」である証拠

キンランの生態

キンランを始め多くのラン科植物は、「菌根菌」と呼ばれる菌から栄養を得て共生しています。そしてキンランの菌根菌は、クヌギやコナラなどの樹木の外生菌根菌と言われているので、樹木・菌根菌・キンランの三者の共生関係が成立して初めてキンランは生きていくことができます。

そのため、キンランの栽培は植物のプロであったとしてもほとんど不可能に近いです。また、うまくいったとしても、キンラン自体の寿命があまり長くないため、野外個体を盗掘して庭に植えたり、売ったりする行為は絶対にしないようにしてください。

キンラン・ギンランのある里山

ギンラン

ゆえにキンランやギンランが生えている里山は、多様性が豊かな林であることがわかります。クヌギやコナラなど、関東の良質な里山を代表する樹木が元気で、適度に管理されることで日も当たっているような場所にキンランやギンランは育つからです。

キンランの花言葉は?

キンランの花言葉は、眠れる才能、華やかな美人。里山の木漏れ日の中で咲く姿を、まさに表していますね。

キンランの美しい花をこれからの未来も楽しむために大切なこと
1. 良い里山を保全、管理していくこと
2. 盗掘を絶対にしない・盗掘されたものを買わない

これからの日本の里山を代表する花を、みんなで守っていきましょう♪

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