鉢植えでチューリップを育てるための準備をしよう
準備するもの
・チューリップの球根 (芽出し球根の苗でもOK!)
・植木鉢 (プランターなどでもOK!)
・培養土
・鉢底ネット
・鉢底石
・土入れ
チューリップ栽培に適した土を作ろう
チューリップを育てるには、どのような土が良いのでしょうか?チューリップは、水はけがよい弱酸性の土が良いと言われています。
市販のチューリップ用や球根用培養土がおすすめ。それらがない場合、普通の草花用培養土でも大丈夫ですが、試してみてあまり水はけがよくないときは、砂やパーライトを足しましょう。
植える時期はいつがいい?植え付けの方法は?
チューリップの植え付け時期は10~11月頃が良いです。
植え付けの手順
- 植木鉢に鉢底ネット、鉢底石を入れ、培養土を鉢の上端から10cmくらいまで入れます。根張りのスペースを確保するため、球根の頭が隠れる程度の浅植えにしましょう。
- 培養土の上に、球根1個分の間隔を空けながら植えていきます。注意点は、球根の向き。球根は綺麗な球形でなくて、平らな面とふっくらしている面があると思います。この向きを揃えながら植えることで、育った時に葉の向きが揃って良いです。
- 最後に、チューリップの球根の上に覆土をします。
球根植え用の植木鉢の場合(バルブプランター、ディバーあります)、鉢の上端から2〜3cmくらいウォータースペースを確保して土を入れ、穴を開けます。球根の向きを同じように揃えて配置し、覆土をします。
発芽や開花のコツ。球根はそのまま保存できるの?
発芽のコツは、ずばり球根選びとその管理。十分に大きくなっている球根は、発芽や生長の準備、必要な養分がととのっています。上手に発芽して生長するかどうかは、私たちにかかっているのです。
球根の保存方法
チューリップの球根は、よく乾かし、ネット袋に入れて風通しのよい涼しい日陰で保管するとよいです。
また、チューリップの花をしっかりと開花させるためには、休眠状態にある種子、冬芽、球根などが、刺激を受けたあと活動状態になる「休眠打破」が重要になってきます。
冬でもあまり寒くならない地域の場合、新聞紙などで梱包し冷蔵庫で6~8週間くらい低音の環境下で寝かせましょう。この人為的な低音処理を行うことで、開花を促すことができます。
チューリップにもっと詳しくなろう!種類や花言葉は?
【チューリップの基本情報】
学名:Tulipa
科属:ユリ科チューリップ属
原産地:中央アジア~地中海
和名:鬱金香(ウコンコウ)
英名:Tulip
開花期:3~5月
生育の適温:5~20℃前後
花もち:5~7日
早生グループ(3月下旬〜4月上旬開花)
・SE系…アプリコットビューティー、クリスマスドリームなど
・DE系…ヴェローナ、ダブルプライスなど
中生グループ (4月上旬〜中旬開花)
・DH系…オックスフォード、デイドリームなど
・T系…アルマーニ、マンゴーチャームなど
晩生グループ(4月下旬〜5月上旬開花)
・SL系…ピンクダイアモンド、カフェノワールなど
・DL系…アンジェリケ、ブラックヒーローなど
・L系…バレリーナ、アイスウィングなど
・FR系…ネグリジェ、ファンシーフリルなど
・V系…グリーンランド、チャイナタウンなど
・P系…ロココ、シルバーパーロットなど
・R系…フレミングフラッグ、レムズフェイバリットなど
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